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レッドハット株式会社

技術文書・技術解説

レッドハット株式会社

ユーザー企業に年1兆ドルを超えるベネフィットを生む、商用Linuxの経済効果

ITによる経済効果の測定・分析は、今後のITトレンドを把握し、IT戦略を練る上で不可欠だ。そこで、ビジネスを左右するエンタープライズ向けOSの中でも特に影響範囲の大きい、商用Linuxの経済効果調査の結果をレポートする。

コンテンツ情報
公開日 2020/03/16 フォーマット PDF 種類

技術文書・技術解説

ページ数・視聴時間 25ページ ファイルサイズ 869KB
要約
 IT調査企業IDCによると、2019年のITの影響範囲は81兆ドルに及ぶという。中でもエンタープライズ機能を支えるソフトウェアのほとんどはサーバ上で稼働しており、その50%以上がLinuxで運用されている。特に影響が大きいのが、その25%前後を占める商用ディストリビューションだ。その影響範囲は実に10兆ドルと算出された。

 その内訳をワークロードから見てみると、ERMと生産管理が27%、ITインフラが23%、CRMが17%といずれも上位を占めた。さらに踏み込んだ調査が、商用ディストリビューションの利用によるメリットの有無だ。利用による増収、コスト削減、従業員の生産性向上といったベネフィットは全てのケースで確認されており、総額では1.2兆ドルもの巨額に及んだ。

 本資料は、このように商用Linuxディストリビューションが世界に与える経済効果を詳細に測定したレポートだ。そのエコシステムは年10%以上の成長率も見込まれており、ITのトレンドや人材確保の面でもますます存在感を高めていくだろう。グローバルに実施されたユーザー企業調査の結果をさらに詳しく見ていこう。