コンテンツ情報
公開日 |
2020/03/13 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
16ページ |
ファイルサイズ |
1.27MB
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要約
クラウドサービスの利用に当たって、企業は豊富なオプションを判断材料とする一方で、プロバイダーのセキュリティを考慮することは少ない。日本を含む8カ国の企業調査で、クラウド活用と機密情報保護に対する組織のアプローチに大きなギャップがあることが分かった。
クラウドに保存される企業データは今や約50%に及ぶ。だが、クラウド内のデータセキュリティはユーザー企業に責任があるにもかかわらず、暗号化していない企業が51%、暗号化していても暗号鍵を管理していない企業が47%と、多くのリスクが残るのが現状だ。データ保護規制に準拠するためにも、こうしたアンバランスなクラウドセキュリティを見直しておきたい。
その改善策として重要な施策が、クラウド内のデータおよびアプリケーションへのアクセス前の認証制御の強化だ。中でも、シングルサインオンやID連携に利用できるSAML認証などを用いたID管理プラットフォームへの関心がここ数年で高まっている。本資料では、同調査の内容をさらに詳しく解説していく。