これだけ知っておけば大丈夫？　ハイブリッドITの基本的な技術と3つの実装方法

　ビジネス環境が激変する中、他社との差別化を求める企業にとって有力な選択肢となっている「ハイブリッドIT」。企業によるデジタルエクスペリエンスの活用を目指すこの新たな運用モデルは、コスト削減を主眼に効率化を目的とした従来のITモデルとは大きく異なる。

　従来型ITモデルとの決定的な違いは、データの扱いにある。“データ探索のためのモデル”ともいえるハイブリッドITは、市場における自社のポジショニングや、競争力ある新たなビジネスモデルを見つけるための存在である。そのため導入に当たっては、ビジネス部門とIT部門の両方の同意を得る必要があり、資本経費（CAPEX）と運用経費（OPEX）の最適なバランスを見極めることが重要になるだろう。

　本資料ではこのように、クラウドとハイブリッドITについて今知っておくべきことや、従来型ITをハイブリッドITに進化させる方法など、この新たな運用モデルを最大限に活用するヒントを紹介する。また、インフラストラクチャ構築の基盤となるテクノロジーや、導入の過程で生じる課題についても取り上げているので、ぜひ参考にしてほしい。