「システム監視」基礎解説：急なトラブルに困らないために知るべき技術や理論

　重要な業務が控えている時に限ってメールシステムがクラッシュしたり、ネットワークが突然停止したりするなど、ITシステムのトラブルは予期せぬタイミングで起こる。ただでさえ多忙を極めるIT管理者がその対応に忙殺されないようにするには、適切な監視体制を構築し、日頃から状況を把握しておくことが求められる。

　しかし、システム監視においては、イベントの発生回数やデバイスの使用状況、対処方法、しきい値の確認、ユーザーへの通知方法など、さまざまな知識やデータが必要になる。もちろん、監視ツールを活用することで解決できる部分は多いが、その価値を最大化するためには、監視技術の基礎や理論を知っておくことが、何より重要だ。

　本資料では、監視の基本概念であるFCAPSモデルや、構成要素、PINGやSNMPをはじめとする監視技術について、分かりやすく解説する。あわせて、エージェントベースとエージェントレスのどちらを選ぶべきかなど、製品選定の際のポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。