アクセス集中や表示速度、コストを改善へ――成功事例に見るCDN活用のポイント

　インターネット上で大量のコンテンツを途切れることなく効率的に配信するため、CDN（Content Delivery Network）サービスを導入する企業が増えている。ただ、CDNの活用範囲は多岐にわたるため、その効果をイメージしづらいかもしれない。そこで参考にしたいのが、導入企業の成功事例だ。

　例えば、総合不動産事業を展開するバンズシティは、新スタイルのキャンプを楽しめるグランピング施設の運営に当たり、CDNを導入した。メディアからの注目度が高く、特にテレビで取り上げられた際にはWebサイトに通常の30～50倍ものアクセスが発生し、サイトがダウンするという課題があったからだ。機会損失を防ぐために、同社はコストやセキュリティ、アフターサービスも考慮したCDNを導入。これでサイトダウンの不安を一掃できたという。

　本資料では、こうしたアクセス集中対策をはじめ、表示速度の改善、クラウドサーバの利用費軽減などの目的でCDNを活用している7社の事例を紹介している。選定の理由や効果が事例ごとにまとめられており、CDNを生かすヒント集としても活用できる内容だ。