コンテンツ情報
公開日 |
2020/02/03 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
1.09MB
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要約
日テレITプロデュースは、放送、メディア業界を中心にITソリューションを提供するシステムインテグレーターだ。同社では実際の放送で利用されたメディアデータをバックアップするシステムを運用しており、その冗長性を確保するためRAID対応NASを積極的に推進してきたが、その過程で問題に直面していたという。
それがディスクの故障だ。メーカーを問わず、RAID対応NASを構成する複数のディスクが同時に壊れるケースが多かったという。それでは心もとないとして、ミラーリング運用で冗長性を高めようとすると、今度はバックアップストレージとして利用できる容量が大幅に減ってしまうというジレンマを抱えていた。
そこで、同社は新型NASの導入を機に、その製品に同梱されていたストレージ仮想化ソフトを利用して、既存のNASを含めた1つのボリュームを構成。これにより、容量を犠牲にすることなく冗長性を確保できたという。また、特性の異なるNASの組み合わせにより、同時故障のリスク低減という思わぬ副産物もあったという。本コンテンツでは、バックアップ環境の冗長性確保に向けた同社の取り組みをさらに詳しく紹介する。