リアルタイムな商品提案で機会損失を回避、ベルトラのレコメンドシステム刷新術

　レストランやスパ、エステなど、旅行体験の商品予約に特化したサービスを、ECサイトを通じて提供しているベルトラ。同社では、検索流入を増やすSEO対策はもちろん、サイト内で閲覧／選択された商品に応じ、関連商品を提案するレコメンド施策も重視していた。

　しかし、既存のレコメンドシステムは「類似商品の比較がしづらい」「検索されていない商品バリエーションに気付かれにくい」という課題があり、機会損失も発生していた。さらに、商品を熟知した社員が手作業で設定していたこともあり、運用負荷の高さも問題視されていた。そこで新たに導入されたのが、リアルタイム性とカスタマイズ性の高さが魅力な、AI活用レコメンドサービスだ。

　このサービスにより、商品の比較検討やクロスセルの訴求、メールによる追客など、機会損失を減らすためのさまざまなアプローチが可能になった。さらにレコメンド設定を自動化することで、社員はより付加価値の高い業務へ注力できるようになったという。本資料では、同社担当者のインタビューを基に、本番稼働までの取り組みや導入効果について詳しく紹介する。