脱Excel――「管理しない管理部門」を目指す、アトラエのバックオフィス刷新

　会計や労務管理などの業務をExcelで行う企業は、少なくない。しかし、企業規模やビジネスの拡大によって、その運用に限界を感じるケースが増加している。そんな中、同様の課題を解消するため、人事労務／会計の業務を刷新した企業がある。

　アトラエは、IT／Web業界向の求人メディアやビジネスパーソン向けマッチングアプリを展開。2016年に東証マザーズ上場、2年後には東証一部へ市場変更。同社のバックオフィスは、"管理する部門ではなく、事業と組織の両面から会社を創る"チームとして、ミッションを担う。

　以前の同社のバックオフィスでは、Excelを用いた管理行われていたが、労務管理では、バージョン管理が問題に。会計でも、Excelと会計システムが連携されず、業務が複雑化していたという。このような中で導入されたのが、クラウドERPの思想で設計されたソフトだ。

　本資料では、「管理しない管理部門」を目指す同社の、人事労務／会計システム活用法を詳しく紹介しつつ、同社の会計担当 田宮氏、人事労務担当 林氏に、システム刷新後の変化と今後の展望について伺った。