技術文書・技術解説
レッドハット株式会社
事業収入10兆ドルに関与、3つの視点で見るRed Hat Enterprise Linuxの経済効果
コンテンツ情報
公開日 |
2019/11/25 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
25ページ |
ファイルサイズ |
869KB
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要約
業務向けLinuxディストリビューションである、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)。2019年5月に発表されたその経済効果に関する調査によると、RHEL上で実行しているソフトウェアおよびアプリケーションは、2019年に10兆ドルの事業収入に関与し、経済全般の2倍の成長率を達成するという。
これは、2019年の世界の事業収益188兆ドルの40%がソフトウェア利用によるものと推定した上で、実行サーバの半分以上で使用されるLinux OSの約25%をRHELが占めていることから算出されている。また、ユーザー企業への具体的な影響としては、年間1兆ドルを超える経済効果の他、2019年だけで70億ドル近い経費を削減できるとしている。
さらに、急速に成長するRHELのエコシステムは、年内に820億ドル超の収入を獲得し、90万人近い雇用を生み出すという予測もある。本資料ではこのように、RHELがもたらす経済効果について、利用企業が関与した売上額と支出、関連するIT製品やサービスへの支出および従業員の人件費、エコシステムの規模と提供範囲という3つの観点から解説する。