複雑化する製造業の“企業活動そのもの”を素早く見える化

　製造業の企業活動は複雑化・グローバル化の一途をたどっており、海外を含めた複数の企業と拠点の間で「モノ」「カネ」「伝票」といった各種情報が行き交っている。これはまさに企業活動そのものであるが、品番や勘定科目、取引先コードなど詳細情報は同一企業グループであっても、個企業の運営ルールや国や地域の慣習といった要因で統一・統合することは難しく、その可視化はほぼ手作業で行われている。

　この状態を経営視点で見ると「経営状況を把握するために多大な時間を要する」「経営判断に用いるデータの信頼性が、拠点・個企業に一任されている」といった問題を内包しており、迅速な企業運営の妨げになっている。

　そこで“企業活動そのものの見える化”を迅速に行うのが、パラミックスの「エンタープライズブロックチェーン」だ。ブロックチェーンはデータ構造自体に優れた改ざん耐性を持つ分散処理技術であり、同社はこの技術を企業グループ内での取引に応用することで、企業情報の迅速な見える化を始めとした多くの恩恵を提供する。

　本資料ではエンタープライズブロックチェーンを用いた、グループ企業活動の見える化について詳細を紹介する。