サブスクリプションビジネスの成長に不可欠、管理会計とKPIのポイントとは？

　従来のプロダクト販売モデルとは異なり、継続的な課金を前提としたサブスクリプションモデルへのシフトが急速に進んでいる。その一方で、一般会計原則（GAAP）ではサブスクリプションの収益とプロダクト販売の収益の区別や、将来を見据えた処理が難しいなど、管理会計においてはまだまだ課題も多い。

　そこで必要になるのが、既存の契約を通じて得られる1年分の収益を指す「年間定期収益（ARR）」、ダウングレードや解約などで減額する「チャーン」、新規獲得した契約やアップグレードで増額する「年間契約金額（ACV）」の3つを軸にした、新たなKPIの設定だ。これにより、例えば成長を加速するための投資と営業利益の確保のどちらにフォーカスするか、といったことの判断も容易になる。

　本コンテンツではこのように、サブスクリプションビジネスの成長に欠かせない管理会計とKPIのポイントについて解説する。サブスクリプションエコノミーにおける新しい損益計算書や、成長戦略の描き方について、イメージ図を交えて分かりやすく紹介しているので、ぜひ一読してほしい。