コンテンツ情報
公開日 |
2019/11/08 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
1000KB
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要約
ITコンサルティングやシステム設計、開発などを主業務とする伊藤忠テクノソリューションズ。意思決定の最適化や業務の効率化を目指し、基幹システムの再構築に着手した同社は、インメモリデータベースにより高速処理を実現した「SAP S/4HANA」を採用。これにより経営状況のタイムリーな把握など大きな効果が得られたが、一方で運用面での課題も見えてきた。
それが、テスト環境構築までの膨大なリードタイムだ。アプリケーション開発におけるテストでは本番環境のデータが不可欠だが、日々増加するデータのコピーだけで100時間を必要とし、開発チームがテスト環境を利用できるまでに約17日もの時間がかかっていた。これを解消するため、同社はPoC(概念実証)の形で、データベース仮想化ソフトウェアを試用する。
その効果は目覚ましく、テスト環境の準備はわずか1時間に短縮され、開発工数も30%削減されることが見込まれた。またS/4HANAに最適化されたクラウド基盤との組み合わせにより、複数プロジェクトのテスト環境も短期間で準備できるなど、多くのメリットを感じているという。本資料では、同社の事例を基に、データベース仮想化ソフトウェアの実力を詳しく紹介する。