技術文書・技術解説
レッドハット株式会社
デジタルトランスフォーメーションへの障壁は? 企業調査で見えた阻害要因
コンテンツ情報
公開日 |
2019/10/17 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
16ページ |
ファイルサイズ |
1MB
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要約
企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)に向けた取り組みが過熱する中で、重要な特性は「技術」よりも「企業文化」「プロセス」の変化であることが分かってきた。特に、デジタル化に応じた企業文化の醸成は実に困難で、取り組んでいる企業の数も極めて少ない。
問題の1つに、従来の文化をデジタル文化へと変革させる青写真がないことが挙げられる。技術の導入は費用をかければ容易だが、データ駆動型の企業文化は、DXの先導企業が登場するまで存在しなかった。例えば、継続的な学習に向けた心構えは、この文化醸成に欠かせない1つだ。実験し、学びを得るという環境を整備するとともに、“失敗の評価”も重要になる。人が失敗から得られる学びは大きく、これを評価する姿勢を企業が打ち出す必要がある。
さらにプロセスを変化させるためには、継続的インテグレーション/継続的デリバリー、アジャイル開発、DevOpsといった取り組みが不可欠になる。本資料は、DXの先導企業と、一般的な企業を比較調査し、DXの課題や推進要因を明らかにするレポートだ。先導企業が変革に成功した理由を詳しく見ていこう。