コンテンツ情報
公開日 |
2019/08/23 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
3ページ |
ファイルサイズ |
885KB
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要約
クラウド化により業務用アプリケーションを社内外で利用できるようになったことで、しばしば散見されるのが、従業員の自宅やモバイルデバイスの方が社内オフィスよりも動作が軽くなることだ。その原因の1つにWANアーキテクチャがある。地理的に拠点が分散している企業では、WANの回線品質や可用性はどうしても低くなる。
英国内5カ所に生産拠点を構える農産会社Produce Worldも同様の課題を抱えていた。各拠点はADSLにブロードバンド接続、MPLSバックアップリンクを組み合わせた環境を整備していたが、ビデオ/音声会議アプリケーションをサポートするには帯域幅の不足が目立ち始めた。管理面でも可視性や制御性の低さという課題を抱えており、これらを解決できるネットワークソリューションが求められた。
そこで同社が目を付けたのが、集中型制御や容易なデプロイなどの特徴を持つSD-WANだ。この採用は当たり、利用可能な帯域幅が従来の5倍に増加するとともに、データセンターおよびクラウドアプリの制御も容易となり、一元的に管理・制御できる環境も実現できた。同社の事例から、複数拠点を有する企業が目指すべきネットワーク環境を明らかにする。