コンテンツ情報
公開日 |
2019/04/09 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
6ページ |
ファイルサイズ |
942KB
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要約
受注状況と生産管理システムを連動させた在庫最適化を以前から行っていた、ある中堅の食品製造業者。同社のシステムは、自社データセンター内のオンプレミス環境と、パブリッククラウドやSaaSで提供されるBIツールを組み合わせたものだったが、グローバル事業展開を目指すに当たり、ある課題に直面した。
それは、各事業拠点の基幹システムの統合とネットワーク再整備におけるデータの集約だ。販売担当者は現地POSデータを国内と同じツールで分析したいという思いがあり、国内外の受発注/販売データを本社にリアルタイムに集約し、アジアでの生産計画を最適化したいという要望があった。一方、生産部門は、日本の製造管理ノウハウを海外工場にも展開することで、拠点間で品質管理手法の統一を図りたいと望んでいた。
こうした経緯から、同社は国内と海外を安定的かつ効率的につなぐITインフラとして、国内と海外の事業地域それぞれにローカルなネットワーク接続とデータ集約のための「ハブ」を作り、その間を閉域網接続するアーキテクチャを選択した。本コンテンツでは、同社がその仕組みをどう実現し、どのような効果が生まれたのかを詳しく紹介する。