近年、多くの組織が働き方改革の実現に向けて、業務改善、社内環境の見直し、適切なシステムやツールの導入などに取り組んでいる。その施策の1つとして推奨される「テレワーク」では、オフィスや時間に縛られない、自由な働き方を提供できるものとして、VDI(仮想デスクトップインフラ)が注目されている。
しかし、VDIの導入に際しては、多くの項目を検討しなければならず、既存業務の見直しや環境の検討、検証作業、新規インフラ技術の習得などの準備も必要となる。また、インフラ整備などの初期コストが高くつくことや、スモールスタートがしづらいこともネックとなる。
そこで、VDI導入における諸課題を解消する方法として採用が進んでいるのが、VDIシステムをクラウド上に構築するDaaS(Desktop as a Service)だ。本資料では、2018年に国内提供を開始した VMware Cloud on Microsoft Azureを主軸に、テレワーク環境構築事例を交えつつ、DaaSの利用イメージや導入・運用コスト、テレワークの導入効果などを分かりやすく解説する。