BIツール導入でも簡単には解決しない「予実管理」のPDCAサイクル整備術

　予実管理における計画・業績管理、予測業務や各種シミュレーションをExcelで行っている企業は多い。しかし、Excelベースの運用では、「意思決定に必要な情報がタイムリーに得られない」「データ集計・加工とレポート作成に時間とコストがかかる」「本社や拠点の間での情報共有がスムーズにいかない」「情報統制が効きにくい」といった課題が発生しがちだ。

　これらの課題を解消するためには、BI／ETLツールの導入による情報の統制化と、エンドユーザー向け入力アプリケーションの導入や開発が必要になる。そこで注目したいのが、データの「収集・加工」「蓄積・照会」「活用・分析」の各業務に必要なソフトウェアを賄うことができる統合予実管理ソリューションだ。

　データ収集・集計作業の自動化でコストを削減しつつ、多面的なデータの視覚化で多様なシミュレーションを容易にし、経営企画などの各ユーザーによるExcel上でのデータ抽出・加工を可能にする同ソリューション。予算編成と業績管理への導入事例も紹介されているのでぜひ確認してもらいたい。