技術文書・技術解説
ソフォス株式会社
スパムエコノミー:スパマーとウイルス作成者の共謀(付2006年上期脅威レポート)
コンテンツ情報
公開日 |
2006/10/11 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
14ページ |
ファイルサイズ |
2.03MB
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要約
スパム送信の目的は、機密情報や金銭を狙った深刻なものになっている。金銭窃取が目的となったことでサイバー犯罪が組織化し、ウイルスやスパムの作成者が共謀するようになった。そのため騙しの手口も巧妙化している。スパマーが簡単に種類の異なるスパムメッセージを自動生成するためのツールが販売されている。また、対策ソフトの検知を避け、短期間で犠牲者を得ようとするため感染の高速化も進んでいる。すべてのユーザーは、対策ソフトをインストールだけでなく、複雑化する脅威の仕組みや手口の知識を備えて、疑わしいメールを的確に判断して削除し、感染の拡大を防がなければならない。
このホワイトペーパーではスパム作成の手口や目的について説明する。末尾に、2006年上半期の全世界での最新の脅威感染傾向を添付し、脅威やスパム配信元の国別のランキングや、ルートキットやランサムウェアなど最新の脅威の手口についても紹介している。