コンテンツ情報
公開日 |
2018/12/12 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
製品資料 |
ページ数・視聴時間 |
15ページ |
ファイルサイズ |
3.41MB
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要約
クラウド化の波が勢いを増す中でも、右肩上がりの成長を続けているオンプレミスのインフラがハイパーコンバージドインフラ(HCI)だ。従来のオンプレミス環境から移行するなら、クラウドよりも移行が容易で、仮想化運用やIT機器の構成管理をシンプルにできるなどメリットが大きい。これは従来のHCIが抱えてきた課題の解消が進んだことも一因といえる。
特筆すべきは、圧縮・重複排除機能だ。従来はディスクに書き込み後に圧縮・重複排除を行うため、サーバのCPUやメモリを圧迫していた。最新の機器ではハードウェアアクセラレータによるインラインでの圧縮・重複排除が可能となり、パフォーマンスに影響を与えることなく、最大90%という高い圧縮率で容量を有効活用できるようになった。
また、可用性も向上しており、ハードウェアRAIDや分散ストレージ技術を活用することで、ディスク・ノード双方の障害に強い堅牢性を発揮する。さらには仮想マシン単位のきめ細かな管理や効率的なバックアップなど、進化した領域は多岐にわたる。このようなHCIの最前線を知ることで、これまでの印象は大きく変わるはずだ。