完全なオーダーを実現するための7つのステップ

　顧客は、欲しいものを望みの時間と方法で確実に届けてくれる相手と取引をしたいものである。企業の成功は、これをうまくしかも利益がでるように行えるかどうかにかかっている。しかし、完全なオーダーを実現するためのビジネスプロセスは、企業内の多くの組織や機能にまたがるため一筋縄ではいかない。

　つまり、これは不明確な商品補充や在庫戦略に始まり、受注入力のミスや配送スケジュールの問題といった現場の課題に至るまで、オーダー処理がうまくいかない場面が多々あることを意味している。製品の多様性やグローバルなサプライチェーン、複数の在庫拠点など、産業用サプライチェーンの性質上、その複雑さが完全なオーダーの実現を困難にしている。

　しかし、広範な製品ラインの流通業者や、例えば、守衛室やトイレの専門業者であるかにかかわらず、完全なオーダーを実現するための能力を改善することは、単に重要というだけではなく、それはまさに死活問題となっている。

　本ペーパーでは、なぜ完全なオーダーに注力しなければならないか、またそれをどう評価し、お客様が望みのものを望んだ時間に確実に提供できるようにする方法を明らかにする。