エイベックス、国内外アーティストとの契約業務をペーパーレス化

　音楽やアニメなどのエンターテインメント事業を展開するエイベックス。同社では業務のペーパーレス化を進めていたが、ビジネスの根幹となる契約業務だけは、紙に印刷して押印、郵送、という従来の流れを脱却できずにいた。同社が交わす契約書は年間数千件を超えており、その効率化は緊急の課題であった。

　そこで同社は、契約業務のペーパーレス化を目指して「電子署名」を導入。その効果はすぐに表れた。契約書を発送する必要がなくなったことで、署名者が10人を超える場合でも、全員分の署名・押印を最短だと即日で入手可能になった。また時間短縮だけでなく、印紙代や管理費用といった、コスト面でのメリットも実感しているという。

　この他にも、海外のアーティストやメディアとの契約をはじめ、幅広く電子署名を活用している同社。本コンテンツでは同社の事例を基に、電子署名を有効利用する方法を具体的に紹介している。エンターテインメント業界に限らず、ペーパーレス化で業務の効率化を目指す企業にとって、大いに参考となるだろう。