開発が66％高速化、OpenShift導入企業調査から見えた開発・ビジネス両面の価値

　インフラの主流がハイブリッドクラウドに移ったことで、開発者に幅広い選択肢を提供できるアプリケーションプラットフォームの選択がますます重要になった。中でも高いビジネスバリューを提供していると目されるのが、新たなDevOps向けプラットフォームとして注目される「OpenShift」だ。

　IT調査企業のIDCによれば、その利用企業では開発ライフサイクルが66％高速化され、1アプリケーション当たりのコストも38％削減されたという効果が出ている。開発と運用の両チームに共通のプラットフォームを提供することで、コンポーネントの一貫性や標準化を担保するとともに、新機能の実装から稼働までを自動化するなどのイニシアチブを発揮するからだ。

　実際、導入済みの組織では年平均で386個のアプリケーションや主要機能がリリースされており、開発スピードの上昇は明らかだ。本資料は、このようにOpenShift導入によって成果を上げている組織の利用実態をまとめている。ITチームやビジネスがどれほどのベネフィットを得たかなどの定量的なデータは、導入の比較検討資料としても有用だろう。