事例
Talend株式会社
クラウドデータレイクとセルフサービスBIの活用で市場調査を高速化する
ビッグデータ活用の動きが強まる一方、データ処理にかかる時間とコスト、データ活用に不可欠なリソース不足の問題が表面化している。ある製品の導入により、予算や人員を増やすことなくデータ取得を効率化した事例を紹介する。
コンテンツ情報
公開日 |
2018/09/14 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
2.38MB
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要約
米国の健康・フィットネス企業Beachbodyでは、顧客マスターデータを活用して顧客のターゲットを強化したり、顧客ごとに提供コンテンツをパーソナライズしたりしようと考えていた。しかし、従来のオンプレミス型データウェアハウスでは、ビッグデータの処理に時間がかかりすぎることが課題となっていた。
そこで同社は迅速なデータ処理を実現するため、クラウドアーキテクチャの採用を決断。さらに、スケールアウトしたHadoopクラスタとAmazon S3のクラウドデータレイクを組み合わせ、必要な情報にほぼリアルタイムでアクセスできる仕組みを作り上げた。
同システムでは、事業部門ユーザーがセルフサービス分析ツールを使用してデータレイクにアクセスできる。結果、データ取得は5倍に高速化、包括的なデータによる迅速な意思決定で、顧客へのサービス向上と解約数の減少に成功した。増加を続けるビッグデータの活用に悩む企業にとって、参考となるだろう。