Webサイト改ざんチェックのすすめ――知らないうちに加害者にならないために

　あなたの企業の、Webサイトセキュリティ対策は万全だろうか？
　
　・ファイアウォールがある（入り口対策）
　・パスワードの定期変更をしている（内部施策）
　・そもそもアクセス数がほとんどないので、簡単な対策で十分だと思っている

など、事情はそれぞれだろうが、それでは“不十分”かもしれない。

　2018年の調査によると、Webサイトのセキュリティインシデントとして、フィッシングサイトに次いで多いのは、Webサイト改ざんやマルウェアサイトだ。どちらも攻撃者によるWebサイト改ざんがもととなり、来訪者をマルウェアに感染させたり、機密情報や個人情報を盗んだりする。手口が巧妙で、中には1年間発見されなかったケースもある。企業が意図しないところで顧客への加害者となり得る、深刻なものだ。

　そこで、先に挙げたセキュリティ対策に加えたいのが「Webサイト改ざんチェック」による日々の“健全性確認”だ。Webサイトを定期的に巡回し健全性を確認し、なおかつ独自の改ざん解析により“通常更新のたびにアラートが届いてしまう”ということのない、優秀なツールを本資料で紹介する。