事例
エフセキュア株式会社
サイバー攻撃のリアル──重要データを盗み出された企業事例に学ぶ「5つの教訓」
コンテンツ情報
公開日 |
2018/08/24 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
24ページ |
ファイルサイズ |
763KB
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要約
サイバー攻撃に対する警鐘は打ち鳴らされているが、侵害を許した企業が味わう混乱と被害の実態となると、その周知は十分ではない。そこで本資料では、国際的な証券取引所にも上場している大手サービスプロバイダー企業の侵害事例を、侵害の発見から時系列に沿って紹介している。
同社は、自社ネットワークの侵害を発見してすぐに調査に着手したが、大規模なフォレンジック調査の経験も、調査のためのツールもなかった。このため数週間かけた独力による調査では、中国内の不明なIPアドレスにデータが送信されていた証拠しかつかめなかった。そこでセキュリティベンダーの協力を仰いだことで、事態は進展する。
流出が外部犯であること、そしてCFO(最高財務責任者)と直属の部下を狙う標的型攻撃であったことが判明。さらなる調査で、貴重な顧客データを含む7GBものデータが盗み出されていたことが分かった。しかし、このインシデント後の対応で、同社は侵害を許した大きなツケを支払わされることになる。本資料は、このインシデント事例の詳細な実態とともに、同社の経験から学ぶべき5つの教訓を明らかにする。