マイクロサービスなど最新アプリケーションをシンプルに統合する「3つのカギ」

　多様化するアプリケーションを統合する代表的な手法に、エンタープライズサービスバス（ESB）がある。だが、その利点はESBという箱の中で複雑さを解消するにとどまり、新規アプリケーションの開発までカバーできなかった。さらに、マイクロサービス形式のアーキテクチャが出現したことで、この問題の複雑性はさらに増大してしまっている。

　例えば、所有する膨大なデータから、ユーザーに必要かつ正確な情報をリアルタイムにパートナーに提供し、広くカスタマーエクスペリエンスを向上させる。厳重なセキュリティ要件を守りながらデジタルチャネルにおけるビジネスを拡大するために、アプリケーションをインフラから分離して、よりシンプルかつ俊敏な開発体制を敷く。こうした目標を実現するには、従来型のESBではない新たなアプローチが必要だ。

　そこでキーとなる機能が「分散インテグレーション」「API」「コンテナ」の3つだ。本資料では、この3つの技術要素を組み合わせた新たなアプローチの効果を、金融サービス事業や空港事業での成功事例を交えつつ紹介する。