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アイティメディア株式会社
海外製ERP 8製品を比較 クラウドにするか否かはビジネスへの効果で見極めよ
コンテンツ情報
公開日 |
2018/06/14 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
プレミアムコンテンツ |
ページ数・視聴時間 |
12ページ |
ファイルサイズ |
425KB
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要約
ERPシステムの導入を検討する際、クラウド、オンプレミス、その両方のハイブリッドなど、導入形態をどうするかは、まず冒頭に挙がる議題の1つだろう。
あるユーザー企業の導入担当者は「オンプレミスとクラウドのどちらがよいかという観点では比較しなかった」と語る。同氏が注目したのは、ビジネス上の深刻な問題を解決する費用がどの程度で、どれくらいの期間がかかるかであり、既存のオンプレミスERPと比べてどうかという点はほとんど考慮しなかったという。一般的にはSaaSの普及によって、企業はクラウド導入とソフトウェア購入との間で決断を迫られているものだが、この導入担当者の意見はSaaS型ERP運用形態の導入を進める企業の状況を象徴しているかのようだ。
こうした製品選定プロセスでは、初期費用、アップグレード費用、メンテナンス費用、必要な人材など、IT部門責任者が意思決定するための材料は複雑になる一方だ。本稿ではコストメリットだけでは比較できないSaaS型ERPの将来性について考察し、現在入手できる主要な海外ERPシステムの概要についても紹介する。