仕事が“見えない”と組織は後退する――プロジェクト管理の課題とその解決法

　組織の前進を妨げる要素に、社員が「言われたことだけをやっていればいい」と思ってしまう後ろ向きな雰囲気がある。そうしたムードを作る要因の1つが、それぞれの仕事が“見えない”という状況だ。

　互いの仕事が見えないと、相互協力の関係は生まれない。ゆえに個々で発生した問題は解決されることはなく、また社員それぞれが立てた達成目標も放置されてしまう。そうした中では仕事全体の“質”が低下することは明白で、組織の後退は避けられないだろう。

　そんな状況の打破に有効なのが、仕事の“見える化”を実現するコミュニケーションツールだ。ゴール達成のための具体的指標や日々の活動進捗（しんちょく）を気軽に共有でき、投稿に対しメンバーがリアクションできるため、モチベーション保持に役立つ。社員の行動の“質”を高めたいと考える企業は、ぜひ参考としてもらいたい。