働き方改革で再注目、脱Excelのためのエンドユーザーコンピューティング

　エンドユーザーコンピューティング（EUC）とは、情報システム部門やIT部門などではなく、システムを実際に利用する部門や社員が自らアプリケーションを開発・運用することを指す。現場のニーズを一番知る現場の人間が、主体的にシステム化を行うことが目的だ。しかしEUCを推進するには、特別なITの知識がない現場の社員でも、簡単に開発・運用できる仕組みが必要となる。

　そこで活用したいのが、ノンプログラミングのアプリ作成ツールを搭載したグループウェアだ。このツールを使えば、紙やメール、Excel主体で行われている非効率な業務を、誰でも簡単にアプリ化できる。そして作成したアプリは、情報共有や業務効率化に有効なグループウェアの一機能として利用できるため、現場主導で業務改善が行える。

　働き方を変える仕組みを自ら作ることで、働き方改革へのモチベーションアップにもつながるというこの“新しいEUC基盤”。本コンテンツでその仕組みや活用法を詳しく見ていこう。