境界線なき企業ネットワークをどうシンプルに守る？　鍵は“ゼロトラスト”

　企業が利用するデバイスやデータは、従来の企業セキュリティの外側に広がり続けている。クラウドベースのアプリケーションはもちろん、67％の従業員が自分のデバイスを業務に利用しており、その80％は企業のコントロール下にないという調査もある。

　企業ネットワークと無数のデバイスやアプリが接続し、従来のようにネットワークの内外を分けて考えることは困難になったのだ。それにもかかわらず、80％のIoTと71％のモバイルアプリでは、セキュリティの脆弱（ぜいじゃく）性がテストされていないなど、リスクが放置されているのが実態だ。こうした環境下で企業を守るには、全てを信頼せず安全性を確認するという“ゼロトラスト”のセキュリティが求められる。

　本コンテンツでは、このようにデジタル変革時代に適合した、ゼロトラストモデルのセキュリティを紹介する。高まり続けるデジタルリスクの調査データにも触れており、その実態を理解する一助にもなるだろう。