コンテンツ情報
公開日 |
2018/02/13 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
15ページ |
ファイルサイズ |
1.63MB
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要約
「Microsoft Azure」が提供する情報保護サービス「Azure Information Protection(AIP)」は、以前は「Azure Rights Management(Azure RMS)」と呼ばれていた機能を大幅に強化したものだ。Azure Active DirectoryによるIDの検証や証明書/使用ライセンスの配布、権利ポリシーテンプレートの配布の他、ラベルによる保護の簡単な適用、コンテンツに基づいた自動保護または提案、透かし設定、使用の追跡(トラッキング)、保護対象の拡大(画像やPDF、テキストなど)、マルチプラットフォーム対応(AndroidやiOSなど)など、さまざまな機能を標準で備えている。
「Windows 10 Anniversary Update」からは「Windows Information Protection(WIP)」と呼ばれる、よく似た名称の情報保護技術が搭載された。
AIPとWIPは異なる保護技術ではあるが、AIPとWIPを両方使用することも可能で、全く無関係というわけではない。本稿では、この2つの情報保護技術で何ができるのかを解説する。