ビッグデータ活用でレコメンド機能を強化、DMM.comを支える高速分析基盤とは？

　2015年10月で1700万人の会員数を突破しているDMM.comグループのシステム構築と運営、Webマーケティングを手掛けているDMM.comラボ。同社は多様化する顧客のニーズに応えるため、ビッグデータを用いてユーザー特性を分析、お薦めの商品を紹介するレコメンド機能や行動分析を実装して、運用を行っている。

　それ以前も蓄積したデータの検索や顧客属性に応じたレコメンド、顧客の行動分析などを行っていたが、それらは個々の事業部単位で対応していた。そのため、精度にバラツキがあり、横展開が行えなかった。そこで、「Apache Spark」を活用したビッグデータ分析基盤を導入し、これらの課題を解決した。

　本コンテンツでは、DMM.comグループの全サービスを統合するビッグデータ解析基盤の活用事例とともに、利用しているサーバのスペックを詳細に解説している。中でも、コスト面と性能面のバランスを重視して選定したプロセッサが、ビッグデータ分析基盤にどのように貢献しているのかを詳しく紹介する。