コンテンツ情報
公開日 |
2017/09/01 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
1ページ |
ファイルサイズ |
1.45MB
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要約
2016年に続き、2017年に入ってもマルウェア「Mirai」をはじめとするDDoS攻撃が企業を脅かしている。主要セキュリティベンダーによれば、2017年の第一四半期だけで確認したDDoS攻撃は3174件。攻撃の規模こそ縮小傾向にあるが、最大規模は120Gbpsに及ぶものもあり、オンプレミスベースのセキュリティで緩和するのは困難だ。
中でも攻撃の57%と大半を占めていたのが、偽装したリクエストを悪用するリフレクションDDoS攻撃だ。この傾向を反映して、DNSのほか、CHARGENやNTPなどのリフレクション技術の脆弱(ぜいじゃく)なプロトコルが攻撃対象となるケースが75%に及んでおり、企業の対応が求められている。
本資料は、このようなDDoS攻撃の統計と傾向をコンパクトにまとめたレポートだ。Miraiの脅威は今なお大きく、一度狙われた企業は平均25回と反復的に攻撃が繰り返される傾向にある。データを参考に、効率的な対策の実行に役立ててほしい。