システム障害やサイバー攻撃などのリスクへの備えとして不可欠なバックアップ環境。近年、導入が進むハイパーコンバージドインフラでは、特に慎重な製品選びが求められる。そのため、バックアップ時間、仮想マシンの保護、ライセンスコストなどについて総合的に判断することが、最適な製品選びの鍵となる。
基本となるバックアップは、初回以外を増分バックアップとする他、重複排除により保存データ量を最小化したい。バックアップデータを削減できれば、バックアップ時間の短縮にもつながる。復旧においても、フォルダやファイル、仮想マシンなどの単位で柔軟に復旧できることが望ましい。
もちろん、ハードウェアとしての性能も重要で、重複排除機能をフルに活用するためのSSD活用や、電源ユニットやNICの冗長化なども図りたい。本コンテンツでは、これらの条件を満たし、ハイパーコンバージドインフラに適したバックアップ製品を紹介する。