コンテンツ情報
公開日 |
2017/07/18 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
1.38MB
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要約
顧客に対して新しいサービスをタイムリーに提供し、満足度を高めていくためには、柔軟で迅速なアプリケーション開発が欠かせない。しかし、旧来のシステムでは、アプリケーションの追加や修正が影響を及ぼす接続先が多いほど、開発やテストの工数が増大する。
この課題を解消すべく、環境変化に柔軟に対応できるIT基盤作りを進めているのが、全日本空輸(ANA)だ。同社は2016年に国内線インターネット予約システムを刷新した際、「APIゲートウェイ」を導入。外部システムとの連携で用いられることの多いAPIゲートウェイを“内部システムをつなぐ要”とすることで、システムの疎結合化を図った。
さらに、ツールによるテストの自動化・効率化にも取り組み、それまで開発における総工数の4割を占めていたテスト工程を2割まで削減し、プログラム変更に伴う回帰テストでも数十人日分のコスト削減を実現した。それでは、同社はどのような手法で、開発における「時間とコストの削減」と「スピードと品質の向上」を実現させたのだろうか。