コンテンツ情報
公開日 |
2017/07/05 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
9ページ |
ファイルサイズ |
2.45MB
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要約
12カ国・2万5234人の働く人たちを対象にした調査で、国別、年代別、職務別に、勤務形態に対する意識の違いが浮き彫りになった。総体的にワークライフバランスや生産性の向上を目指して、グローバルに働き方改革が進展している。だが、この改革の波に日本は取り残されつつあるようだ。調査では、「柔軟な勤務形態」「どこでも働ける勤務形態」が可能な日本企業は35%にとどまったのに対し、ブラジルの80%をはじめ他の全ての国が日本を上回る結果となった。
だが、海外の従業員も、この新しい勤務形態に戸惑いがないわけではない。「オフィス外では一生懸命仕事をしていないように思われるのではないか」「仕事のオンオフがなくなるため結果として勤務時間が増えるのでは」などの懸念があり、従業員と企業、従業員同士の信頼を問う声が導入の障害になっていることも明らかになった。
こうした課題を乗り越えて変革を実現するには、チームワークを育むコラボレーション技術、さらには個々のニーズに合わせて働き方を調整可能とする技術が必要だ。では、具体的にどんな技術が必要なのだろうか。世界で進む働き方や意識の変化とともに、働き方改革の最前線を紹介する。