コンテンツ情報
公開日 |
2017/05/17 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
1.34MB
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要約
甲状腺疾患専門病院として知られる伊藤病院は、多い日には1日2000人を超える患者の診療業務を効率化するためICTを積極的に活用している。中でも重要な位置を占めるのが電子カルテだ。同院は、このシステムを2005年に導入して以来、12年以上にわたって業務停止時間ゼロで運用し続けている。
機微情報を取り扱う電子カルテシステムは、データの消失や漏えいが決して許されないだけでなく、瞬断すらしない堅牢性も求められる。同院は、これらの条件を満たすため、システム基盤として無停止型サーバを導入。ハードウェア障害時にも業務を継続でき、障害が発生したコンポーネントを無停止で交換できるようにしている。
加えて、同院が評価しているのが、ベンダーが提供している自動監視サービスだ。24時間365日の遠隔監視により、障害対応はもちろん、機器の予防交換によってハードウェア障害のリスクを大幅に低減できたという。本コンテンツでは、同院の事例を基に、高信頼性ICTシステム基盤の構築法を紹介する。