事例
Auth0,Inc.
大規模認証システム構築事例:1週間で150万ユーザーの増加を支えた技術とは?
コンテンツ情報
公開日 |
2017/04/25 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
1.25MB
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要約
英国の大手小売業者であるMarks & Spencerは、2015年の歳末商戦に際してゲーム形式のキャンペーンサイトを立ち上げた。アクセスすれば1日ごとにプレゼントを獲得できるチャンスがあり、さらに友人とプレゼントを贈り合うことで獲得チャンスが広がる。この仕組みで、ユーザー登録の急拡大を狙った。
だが、狙い通りにユーザーが増えれば、認証システムには多大な負荷が掛かる。ピーク時を見据えて同社が設定した性能は、毎秒500回もの認証処理能力だった。その実現のために選ばれたのが、RESTful APIや高度なキャッシュ処理を採用したアイデンティティー管理プラットフォームだ。
ソーシアルメディア(Facebook、Twitter)と連携させ、膨大な数の顧客に対して自社ブランドをデジタルで利用したこのキャンペーンサイトは見事に当たり、わずか1週間で150万人がユーザー登録を行った。毎日、膨大なアクティブプレイヤーがアクセスしたが、認証システムは破綻することなく、期待通りのスケーラビリティを発揮したという。同社の認証システムがどのように構築され、どのような効果を上げたのか、詳しく見ていこう。