コンテンツ情報
公開日 |
2017/04/04 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
17ページ |
ファイルサイズ |
2.64MB
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要約
データ保管環境がさらに分散・複雑化する傾向が、国内外の中小企業を対象とした調査で明らかになった。国内では半分以上のデータが物理システム上に保管されているが、近い将来には全体の約1割にあたるデータが物理環境からクラウド環境へ移行する見込みだという。
だが、全てをクラウドに移行できるわけではない。国内では「機密データ」「顧客データ」「財務データ」の順にクラウドでは保管できないデータと認識されており、クラウド移行の障害となっている。こうして保管場所が分散することで保護環境も複雑化し、国内では平均2.4種類、全世界平均では4.1種類と、複数の保護製品の活用が強いられている。
そこで、注目されるのが、複雑なデータ保管環境をまとめてカバーする「統合データ保護」だ。コスト削減効果や管理のしやすさなどが評価され、国内で42%、世界では69%が「バックアップ/リカバリーの将来の姿」と考えていることが分かったという。企業のデータ保管・保護環境はどう変化していくのか、国内外の企業動向を詳しく見ていこう。