コンテンツ情報
公開日 |
2017/03/28 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
8ページ |
ファイルサイズ |
1.13MB
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要約
長年利用してきた業務基盤システムの刷新は容易ではない。移行対象が多く、そのデータとプロセスは企業が保有する貴重なナレッジそのものだからだ。横浜ゴムでも、20年以上利用した業務基盤システムの刷新に際し、約3000ものデータベース(DB)移行が課題となった。
まず同社はDBの棚卸しやクラウド移行などを組み合わせて、移行DBを10分の1の300超まで絞り込んだ。移行対象を単に新基盤に移すのでなく、業務の見直しにも着手。処理の内容やプロセスを見直しながらの移行プロジェクトは、システムの利便性向上だけでなく、業務効率の改善にもつながった。
この両立を支えたのが新基盤の「カスタマイズの容易さ」だったという。プロトタイプを手軽に作成でき、現場に見せて意見を取り入れながらシステムを洗練できる。さらに、プロジェクトの時間短縮にも効果を発揮し、同社は1年という短期間でDB移行を完遂した。同社がプロジェクトを成功させた秘訣は何だったのか、詳しく見ていこう。