Web API連携でビジネスはどう変わる？　デジタルプラットフォームの変化を読む

　システム開発において、外部アプリケーションとの連携を容易にするWeb API技術を活用するケースが増えている。Web APIを通じて第三者にデータを利用してもらうことは、システムの発想の幅を広げ、商品の市場投入スピードを速めることにもつながる。

　例えば、米国の保険会社では、Web APIを活用して、代理店が必要なデータを引き出せる仕組みを実装し、代理店向けシステムの開発工数を削減した。その結果、代理店側も複数の保険会社の情報を自由に活用できるようになったという。

　このようなWeb APIのメリットを最大限に引き出すためには、企業の持つシステムリソースをAPI化するツールやテスト工程支援ツールなどを導入し、堅牢で信頼性の高いデジタルプラットフォームを整備したい。本コンテンツでは、APIをはじめとする技術革新の最前線と、「APIファースト」の開発環境を実現するための道筋を解説する。