コンテンツ情報
      
      
        | 公開日 | 
        2017/02/28 | 
        フォーマット | 
        PDF | 
        種類 | 
        技術文書・技術解説 | 
      
      
        | ページ数・視聴時間 | 
        8ページ | 
        ファイルサイズ | 
        
	  825KB
	 | 
      
      
    
    
    
    
      要約
      
         日常生活にはさまざまな音があふれている。遠隔拠点とのコミュニケーションでは、日ごろ意識していない音が耳障りになることが多い。本レポートでは、参加者同士が雑音に気を取られることなく、自然な会話を実現するための2つのノイズ対策機能について検証している。
 1つは、人間の声を能動的に聞き分け、人間以外の音のみが発生した場合にマイクを自動ミュートやゲーティングをする機能。これは、長年提供されてきた、ファンや冷暖房空調設備などが常時発するバックグラウンドノイズを低減する機能と連動して効果を発揮する。もう1つは、2本以上のマイクを使用して、会議参加者とノイズ源の間に球状または仮想的なフェンスを作り、特定の場所からのノイズを遮断する機能だ。
 快適なビデオ会議や電話会議で重要な“音”に着目し、不快な音を低減・除去することで、会議室に限らずカフェなど音があふれる外出先からも快適に会議ができる。本当の意味で生産性を高める手法として、これらの機能の詳しい検証結果をぜひ確認してほしい。