コンテンツ情報
公開日 |
2017/03/07 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
17ページ |
ファイルサイズ |
1.45MB
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要約
近年、ランサムウェア、特に暗号化ランサムウェアが急速に普及し、世界中の組織にとって最大のサイバー脅威の1つになっている。この犯罪ビジネスモデルは、感染した組織の業務に甚大な被害をもたらすだけでなく、サイバー犯罪者にとって極めて効果的に利益を生み出すことが実証されている。
また、多くのランサムウェアは被害者に偏りがなく、世界中の主要な業種全てに影響を及ぼしている。中小企業や大企業、個人のホームユーザーの全てが標的になる恐れがあるのだ。ランサムウェアは何十年もの間にさまざまな形で存在してきたが、ここ3年間でサイバー犯罪者たちは攻撃の要となる構成要素を完璧に近いものにした。この結果、新型のマルウェアファミリーが爆発的に増え、攻撃手法がより巧妙になり、実入りの良いこの仕組みを始めようとする新参の攻撃者を引き寄せている。
本コンテンツは、ランサムウェアの定義、歴史、現状の脅威状況、そして防御方法までを網羅的に解説したレポートである。厄介な暗号化の問題の本質や、サイバー攻撃者がこの攻撃に傾注する理由、企業がデータを保護するための適切な処置を知ってほしい。