コンテンツ情報
公開日 |
2017/02/09 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
1.64MB
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要約
FAケーブルメーカーの太陽ケーブルテックは、2009年、タイのアユタヤに工場を構えた。当初はExcelを利用して生産・販売管理を行っていたが、ビジネス規模の拡大とともに限界がでてきた。生産の工程実績や進捗状況など、意思決定を行うための重要な情報がリアルタイムに共有・把握できず、Excelデータの重複や不整合も起きた。
2013年、アユタヤからアマタナコン工業団地への工場移転を機に、調達、製造、販売、納品までのプロセスを可視化するため、ERPが導入された。選定の決め手は、生産管理機能の豊富さと導入コスト、そして多様な生産形態や環境とともに変化するビジネス要件に対応できる柔軟性と拡張性の高さだった。
導入後は、タイ工場の運営実態を精緻に把握でき、スタッフに的確な指示を出せる体制が構築された。その結果、意思決定のスピードも向上、さらに在庫保有コストの最小化、リードタイムの短縮など、期待通りの効果を上げているという。この実績を踏まえ、国内でも導入する計画だという。詳しい取り組みを探っていこう。