コンテンツ情報
公開日 |
2017/02/08 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
11ページ |
ファイルサイズ |
889KB
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要約
今なお企業に多大な被害を与え続けているDoS(サービス妨害)攻撃。Ponemon Instituteが米国で行った「DoS攻撃の被害コスト」に関する調査によると、テクニカルサポートや生産性の低下などを含む年間平均総被害コストは、約150万ドルに上るという。
この調査は、DoS攻撃の防止、検出、封じ込めに携わる641人を対象に実施。DoS攻撃の被害コストをはじめとして、組織でのDoS攻撃の状態、DoS攻撃への対応能力、DoS攻撃によるデータセンターのダウンタイム、DoS攻撃防止の障害となっているものなどについて回答を得た。この調査は、DoS攻撃による被害を本格的に受け始めた日本の企業にとってリスク対策の一環として今すぐ確認すべきデータだろう。
DoS攻撃のもたらす結果に関する設問では、Webサイトやシステムなどの停止による直接的な被害「収益の損失」(33%)は3位に位置している。では、64%、35%の回答者が挙げた、1位と2位を占める“最たる被害”は一体何だったか? 本コンテンツは、このようなDoS攻撃に関する実態調査を基に、DoSによるシステム停止をIT部門の観点からだけではなく、経営上、ブランド上のリスクとして捉えるための基礎データを分かりやすく解説する。