コンテンツ情報
公開日 |
2016/12/20 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
498KB
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要約
回転ずしチェーン店「スシロー」を運営するあきんどスシローでは、すし皿に取り付けたICタグで、全店のレーンに流れるすしの状況を把握している。そして、どの店でどんなすしが食べられたのか、あるいは廃棄されたのかといったデータを毎年10億件以上蓄積している。
これらのデータに店の混み具合や客の滞在時間などを加味して、1分後と15分後の需要を予測し、レーンに流すネタや量を管理する。「廃棄が1%減るだけでも年間で億単位のコストを削減できる」という同社にとって、このデータ分析は極めて重要だ。しかし、以前はExcelしか分析手段がなく、データのほとんどが活用できていなかったという。
その一方で「現場の勘と経験こそが自社のノウハウ」と考える同社にとって、現場感覚をどうシステム化するかも重要な課題だった。そんな同社がデータ分析基盤の導入で重視したのが、分析の自由度と表現力、サポート体制だった。経験と勘とビッグデータを活用して急成長を遂げた同社のBI活用について、さらに詳しく見ていこう。