コンテンツ情報
公開日 |
2016/11/30 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
8ページ |
ファイルサイズ |
1.15MB
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要約
クラウドの採用に加え、リッチメディアや双方向通信といった帯域幅を大量に消費するアプリケーションをサポートするために必要な、帯域幅要件の拡大が進んでいる。そのため、遠隔地でのハイブリッドWANトポロジー(MPLS、インターネット、LTEの方式を組み合わせた接続形態)の導入に対する関心が高まっている。
複数の伝送技術を使うことで容量と信頼性が向上する一方で、複雑さも増しており、ネットワーク管理者を悩ます新たな課題が生じている。ソフトウェア定義WAN(SD-WAN)ソリューションはこれらの課題を緩和するのに有効であり、ハイブリッドWANのメリットをフルに活用しつつ、ネットワークの全体的なアジリティ(俊敏性)と運用効率を高められる。
2016年1月、Forrester Consultingでは、従業員500人以上の米国企業を対象にSD-WANの導入状況と促進要素に関する調査を行った。調査では、ネットワーク管理者がハイブリッドネットワークトポロジーにおけるセキュリティ、確実なパフォーマンス、低コストの確保に苦慮している実態が明らかになった。そして、WAN環境を適切に制御するためには何が必要かが見えてきた。