わずか2ステップで誤送信防止、中小企業にも手軽なWeb／メール情報漏えい対策

　情報漏えい事件が相次いで報道されるようになり、あらゆる企業が情報セキュリティ対策に関心を持つようになった。しかし、社内リソースやIT予算の不足から十分な対策ができない中小企業の中には、情報漏えいの発生が危惧される状況が少なからず見られる。

　JNSA（日本ネットワークセキュリティ協会）の調査によれば、2015年における情報漏えい事故の平均想定損害賠償額を1件当たりに換算すると3億3705万円だという。このように大きなダメージを受けるリスクがあるとはいえ、中小企業にとって、利益を生まないセキュリティ対策に多くの予算を費やすことはできないのが実情だ。

　そこで中小企業でも手軽に導入できる低コストの情報漏えい対策として注目されるのが、クラウド型Webフィルタリング／セキュアブラウザ製品と、メールの誤送信を防ぐクライアント型ソフトウェアだ。本コンテンツでは、PCやモバイル端末の情報漏えいを防ぐ仕組みや、わずか2ステップの操作でメールの誤送信を防ぐ仕組みなどを詳しく解説する。