コンテンツ情報
公開日 |
2016/09/06 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
687KB
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要約
仮想化の導入により、データセンターのトラフィックは大幅に増加した。必要なリソースを素早く用意できるようになり、これまで後回しにしていたさまざまな施策をユーザーが実行に移し始めたからだ。このような状況になって、まず問題となったのがネットワークの可用性だ。
データセンターの規模が大きくなるにつれ、ネットワークはレイヤー2で幾つも切り分けられ、運用の煩雑さは増えるものの、安定稼働を第1とする対応が実施された。しかし、それでも急激なトラフィックの増加やユーザーからの拡張要求に応える必要から、レイヤー2の負担は増加し、不安定な稼働やコスト増に苦しむケースが出てきている。
こうした状況を打開するには、切り分けられたレイヤー2での各ネットワークを、1つ上の階層であるレイヤー3で相互に連携させ、窮迫したネットワークで稼働する仮想マシンを、比較的低負荷のネットワークへと自由に移動させるといった方法が考えられる。本コンテンツはFacebookやMicrosoftなどの大手ITサービス企業を例に挙げながら、一般的なユーザー企業の活用方法を具体的に解説している。