コンテンツ情報
公開日 |
2016/08/30 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
307KB
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要約
どれほど強固な情報セキュリティ対策を行っていても、紙に印刷されてしまうと監視の目が及ばなくなる。このような情報共有に伴うリスクに対して、情報管理が特に厳しい金融業界などでは、文書ファイルのダウンロード制限や暗号化に加えて、印刷制御を行うことで外部流出を防止する取り組みが既に始まっている。
東京に本社を構えるある金融企業の例を見てみよう。同社では、社員の情報共有のためにブラウザベースのナレッジシステムを運用しているが、そこには外部に漏らしてはならない機密情報も多く含まれる。しかし、業務の中では、どうしても印刷が必要なケースもあり、“見せながら守る”手法に悩んでいた。
そこで、掲載文書の重要度に応じて、印刷やダウンロードの可否を設定でき、メールやUSBメモリなどで持ち出された文書を解読不可にする暗号化機能も備えたWeb情報漏えい対策ソフトウェアを導入した。本コンテンツでは、同社が製品選びの決め手とした、印刷物の利用者や利用日時を特定できる「透かし」機能を中心に、その仕組みや効果を紹介する。